SBクラウドは、同社が国内で展開しているクラウドサービス「Alibaba Cloud」上に構築したユーザーのシステム基盤監視やオペレーション業務を代行するとともに、インシデント発生時の復旧を支援する「Alibaba Cloud MSPサービス（監視・運用代行）」の提供を、10月5日に開始した。
同サービスでは、SBクラウドに在籍するAlibaba Cloudのスペシャリストが、24時間365日体制でユーザーのシステム基盤監視やオペレーション業務を代行し、インシデント発生時にはシステム基盤の復旧を支援する。
基本サービスとして、サービスデスクの設置と作業実績レポートの作成を行うほか、ニーズに応じた3種類のプランを用意している。
「ベーシックプラン」では、事前にユーザーと設定した定義に基づき、システム基盤の監視と、CPUの高負荷やネットワークトラフィックの増加などのアラーム情報を検知した際の通知を行う。アラーム情報の検知時には、メールやSlack、DingTalkなどの所定の連絡先に通知する。
「スタンダードプラン」では、「ベーシックプラン」の内容に加えて、インシデント発生時の一次対応として、作業手順書に基づく一次復旧作業と、パッチ適用などの定期的な運用作業を行う。
「プレミアムプラン」では、「ベーシックプラン」「スタンダードプラン」の内容に加えて、作業手順書に基づきインシデント二次対応を実施し、一次対応では解決できなかった事象に対して、システムログや設定の確認をともなう支援作業を実施する。また、ユーザーのシステム基盤構築を担当したエンジニアチームによる原因の調査や、Alibaba Cloudの各種プロダクト、サードパーティ製品などに関する問い合わせを代行し、トラブル対応の総合的な支援を行う。
税別費用は、月額の基本料金が20000円から、「ベーシックプラン」は初期費用が50000円からで月額費用は10000円から、「スタンダードプラン」は初期費用が100000円からで月額費用は20000円から、「プレミアムプラン」は初期費用が100000円からで月額費用は30000円から。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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