米Amazon Web Servicesは、Amazon RedshiftがHyperLogLog(HLL)スケッチのネイティブ保存および処理をサポートしたことを、10月2日(現地時間)に発表した。
今回の、Amazon RedshiftにおけるHLLのネイティブサポートでは、Amazon RedshiftでHLLスケッチを生成、永続化、結合するためのデータ型HLLSKETCHおよび関連するSQL関数を提供する。
バイアス補正技術を使用し、低いメモリフットプリントで高い精度を実現しており、HLLSKETCHデータ型を使用することで、HLLスケッチ値をテーブルに保存できる。さらに、集計関数とスカラー関数によるHLLスケッチ値の操作をサポートしており、集計関数とスカラー関数を使ったHLLスケッチの作成、カーディナリティの抽出、複数スケッチ値の組み合わせなどが可能になっている。
HLLスケッチのサポートは、Amazon Redshiftのバージョン1.0.19097以降に含まれる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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