AWSは、.NET Frameworkで開発したアプリケーションのソースコードを.NET Coreへ移植する際に支援を行うツール「Porting Assistant for .NET」をオープンソースとして公開したと、10月19日に発表した。
「Porting Assistant for .NET」は、.NET FrameworkアプリケーションでのNuGetパッケージの依存関係とAPI使用状況の両方を分析し、互換性と移植作業を評価することで、プロジェクトファイルを新しい.NET Core形式に変換する際に必要な作業を排除する。
今回オープンソースとして公開されたことで、新しい推奨事項を使用してデータセットを拡張し、これを利用してプロジェクトの非互換性をスキャンできるようになった。また、既存のデータセットを確認して、提案することもできる。
互換性分析コンポーネント、評価API、および評価で使用するデータセットのソースコードは、Apache 2.0ライセンスに基づいてリリースされている。
また、ロードマップを公開して、ユーザーが即座にフィードバックを提供し、機能の優先順位付けを支援できるようにする。ロードマップは、コミュニティユーザーが要求した機能や提起した問題を組み込むことで、継続的に更新される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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