米Amazon Web Servicesは、Aurora Serverlessの次期バージョンとなる「Aurora Serverless v2」のプレビュー提供を、12月1日(現地時間)にAmazon Auroraの「MySQL 5.7」互換エディションにて開始した。
Aurora Serverlessは、Amazon Auroraにおいてオンデマンドの自動スケーリング設定を可能にするサービスで、アプリケーションのニーズに基づき、自動起動、シャットダウン、容量のスケールアップまたはスケールダウンを行う。
今回、プレビュー提供を開始したAurora Serverless v2は、データベースのワークロードを一瞬にしてトランザクションへスケールすることが可能になり、ワークロードのスケール時に容量を2倍にする代わりに容量をきめ細かく調整し、アプリケーションのニーズに適した量のデータベースリソースを提供する。
アプリケーションが消費する容量に対してのみ料金が発生するため、ピーク負荷の容量をプロビジョニングするコストと比較して、データベースのコストを最大90%節約できる。
そのほか、マルチAZサポート、グローバルデータベース、リードレプリカといった、Amazon Auroraの全機能を提供する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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