米Amazon Web Servicesは、Amazon SageMakerの新機能として、リアルタイムおよびバッチ機械学習アプリケーションの機能を取り込み、保存、共有、再利用、提供する「Amazon SageMaker Feature Store」の提供を、12月8日に開始した。
「Amazon SageMaker Feature Store」は、推論とモデルトレーニングの際に使用される機能の間で一貫性を保つ際に役に立つフルマネージドリポジトリで、大規模な機械学習モデルを操作できるよう、予測可能な動作での、モデルの本番環境へのデプロイを実現する。
簡単なタグ付けと検索によって、メタデータの管理と機能検出ができるので、新たなモデルごとに機能を書き直す必要がなく、既存の機能の再利用が可能となっている。
リアルタイム予測では、ミリ秒単位の低レイテンシで機能が提供されるほか、モデルトレーニングまたはバッチ予測のユースケースのために機能ストアから抽出される。また、特定の時点で機能を簡単に再現できるよう、機能データの履歴レコードに対応している。
現時点では、南北アメリカとヨーロッパのすべてのAWSリージョン、およびアジアパシフィックの一部リージョンで利用可能で、他のリージョンでも順次使えるようになる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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