
「マルチビュー機能」では、ARアプリ開発フレームワークであるアップルのARKitや、GoogleのARCoreを応用し、カメラの位置と向きを推定することで3Dモデルを用いた撮影アシストを実現している。
マルチビュー画像の撮影にあたって、ターンテーブルや専用カメラといった特殊な機材は必要なく、マルチビュー画像の容易な撮影が可能になった。
なお、従来マルチビュー画像の生成には、カメラの位置や向きを画像から推定するカメラキャリブレーション技術が必要であり、膨大な手間と計算リソースが必要だったが、ARアプリ開発フレームワークを用いることで、大幅なコスト削減を実現している。
また、スマートフォンに搭載されたGPUを活用することによって、CPUのみでの処理と比較して、マルチビュー画像の生成にかかる時間を約400分の1に短縮した。