オープンソースプロジェクトなどの金銭的な支援を可能にするWebサービス「Open Collective」は、オープンで包括的なWebプラットフォームテクノロジー文書の作成と長期保守に関する、テクニカルライターのコミュニティを支援するためのプロジェクト「Open Web Docs」を、1月26日に公開した。
「Open Web Docs」は、単一のベンダーや組織に関係なく、MDN Web Docsなどのデファクトスタンダードリソースに関するWebプラットフォーム文書の長期的な健全性を確保することを目的に立ち上げられている。
フルタイムのスタッフ、コミュニティ管理、およびパートナー組織のネットワークによって、Webプラットフォームテクノロジーに関する文書を、より適切に維持できるようにする。なお、「Open Web Docs」では新たなドキュメントサイトの作成は行わず、既存のプラットフォームの改善に取り組んでいく。
「Open Web Docs」のスタッフは、設立スポンサーであるCoil、Google、Microsoftによってサポートされるほか、IgaliaやOpen Source Collectiveの支援者から財政的支援を受けている。また、Mozilla、Samsung、W3Cは追加のサポートと参加を提供する。参加組織は毎週の編集、およびOWD運営委員会の会議を通じてコンテンツ作業に協力しており、共有プロセスの作成も計画されている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です