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デブサミ2021の「イノベーション」に関するセッション紹介、開発者目線のフードテック最新事情とは?

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 翔泳社とCodeZineが主催する開発者向けイベント「Developers Summit 2021(デブサミ2021)」では、さまざまな開発トレンドや事例についてご紹介します。今回は「イノベーション」のカテゴリからいくつかのセッションをご紹介します。

 編集部のおすすめは、カンブライト 井上 和馬氏、スナックミー 三好 隼人氏によるセッション「食領域の課題をITの力で解決! 2021年におけるフードテック最新事情」です。

【18-D-9】食領域の課題をITの力で解決! 2021年におけるフードテック最新事情

  • 登壇者:井上 和馬[カンブライト]/三好 隼人[スナックミー]
  • 日時:02/18 17:15 ~ 17:55
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 近年、「フードテック(食×IT)」によるイノベーションが注目を集めています。本セッション(以下、2セッション)では、国内の食品製造業界において、エンジニアリングの力で食領域の課題をどう解決しているのか、また、今後テクノロジーを使ってどのように食産業の可能性を広げていくのかといったフードテックの最新事情を、開発者目線でお届けします。

【缶詰ベンチャーによる食品産業DXに向けたクラウドERP開発の取り組み】/井上 和馬[カンブライト]

 エンジニアが畑違いの食品業界に飛び込み、缶詰ベンチャーを立ち上げて地方創生事業に取り組んできました。やってみて分かったのは食品産業(特に小規模な)のアナログな運用管理で、今でも手書き伝票やFAXは珍しくありません。コロナの影響でこれまで以上に食品産業のDXが必須だと感じて、SaaS型のクラウドERPの開発に着手しました。エンジニアが異業種に参入したことでドメインマスターになり、課題が明確になったことで、DXに向けたクラウドサービス開発に挑戦している生の声をお届けします。

【おやつ体験とパーソナライズ ~苦悩と効果と今後~】/三好 隼人[スナックミー]

 snaq.meがお届けするのは、お菓子という単なる「モノ」ではなく、おやつ時間、そしてワクワクしたり楽しんだりする体験、つまり「おやつ体験」です。

  • なぜ、単なる「モノ」ではなく「体験」を軸に展開していったのか
  • なぜ、おやつの選定をパーソナライズしたのか
  • パーソナライズ開発を進めていく上での苦悩や効果
  • 1000億通りある出荷をシステムで解決した方法

 など、このあたりについてお話します。

 デブサミ2021ではこの他にも、イノベーションに関するセッションが多数用意されています。

【18-D-6】ドローン前提社会に向けたサイバー・フィジカル連携による信頼性・効率性を確保するアーキテクチャ

  • 登壇者:南 政樹[情報処理推進機構]
  • 日時:02/18 14:45 ~ 15:25
  • 詳細ページ

 IPAデジタルアーキテクチャ・デザインデザインセンターでは、ドローンをはじめとする自律移動システムがサイバー空間と実空間を結ぶ役割を担い、人と協調できる世界の実現を目指し、産業全体を俯瞰するアーキテクチャ設計を進めています。

 本セッションでは、サイバーフィジカルシステム開発の観点からドローンの特徴を取り上げ、事例を紹介しつつ、将来必要となる信頼性と効率性のつながるアーキテクチャについて議論していきます。

【19-D-1】マネジメントが取り入れるべき「フロー効率」という生産性のドライバー

  • 登壇者:小俣 剛貴/前田 俊幸
  • 日時:02/19 10:00 ~ 10:40
  • 詳細ページ

 手持ちのリソース稼働率を最大化させることが生産性を高める。こうした考え方を積極的に否定し、「フロー効率」というマネジメントが持ちうる新たなドライバーについてお話します。

 DXが叫ばれる時代、重要なテーマのひとつは新たな価値創造を継続的に行うためのオペレーションです。変化に適応しながら機会を見つけ、リソースを大規模に投入していくための「リソース効率」と「フロー効率」を用いたオペレーションの考え方を翻訳書『This is Lean』の内容も絡めながらお話します。

 本セッションでは、以下2つのトピックを取り扱います。主たる想定対象者は組織内のリソース配分を行うマネジメントやリーダー層です。組織規模や業種業態は問いません。

  1. なぜリソースの稼働率の最大化が生産性をむしろ下げることになるのか
  2. 不確実性が高く変化が速い現代における生産性とはどのようなものか

【19-C-2】1秒あたり1,000決済への道のりとオブザーバビリティ

  • 登壇者:平川 宗則[PayPay]/大谷 和紀[New Relic]
  • 日時:02/19 10:50 ~ 11:30
  • 詳細ページ

 すでにユーザー数3500万人を突破するスマートフォン決済サービスPayPay。爆発的なユーザー増の裏側で、決済を支えるシステムには最低で1000TPSに耐えうるスケールを可能にする取り組みがありました。

 しかし1000TPSに耐えうるスケールを獲得するためのパフォーマンスチューニングは簡単にはいきませんでした。本番環境とテスト環境の違い、ボトルネックの特定には標準的な運用の中で見えるメトリクスだけでは追い切れない……など、1000TPS実現の裏側でオブザーバビリティがどのような役割をになっているのかをお話します。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

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