米Microsoftは、オープンソースのプログラミング言語「TypeScript 4.2」を、2月23日(現地時間)にリリースした。
「TypeScript 4.2」では、型がどのように構成されたかを追跡するために、型が最初に作成および構成された方法の一部を時系列で保持するよう変更されている。また、タイプエイリアスを追跡し、他のエイリアスのインスタンスと区別する。
また、タプル型におけるrestエレメントが拡張され、別オプションのエレメントまたはrestエレメントが後に続かない限り、restエレメントをタプルのどこにでも配置可能となっている。
そのほか、in演算子におけるチェックを厳格化するとともに、エラーを発行する古い動作にオプトインするnoPropertyAccessFromIndexSignatureの追加、コンストラクタの署名へのabstract修飾子の指定、ファイルがプログラムに含まれる理由について非常に詳細な出力を提供するexplainFilesが追加され、呼び出されない関数チェックが論理式内で適用されるようになるなど、数多くの変更が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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