アラジンジャパンは、「ソフトウェアプロテクションシステムHASP SRM」を6月1日より発売すると発表した。価格は5,800円からで、年間販売予定本数は20万本。
ソフトウェアベンダーにとって、ソフトウェアのコピー防止や著作権保護、海賊版対策は重要な課題だが、HASP SRMを導入することで簡単に、しかも低価格でこれらの問題を解決することができ、正規ユーザー数を増やすことができる。
具体的には、ソフトウェアベンダ側で開発者がHASP SRMを使ってソフトウェアをプロテクトし、プロテクト済みアプリケーションのバイナリファイルを生成して配布する。このソフトウェアをエンドユーザが入手し、インストールした際には、HASP SRMプロテクションキーが無ければ起動することができない。
プロテクションキーはUSBメモリタイプのハードウェアとして提供される。この「HASP HLキー」をUSBポートに接続しないとアンロックすることができないため、ソフトウェアベースとハードウェアベースの双方からアプリケーションをプロテクトできるようになる。また、「HASP SLキー」と呼ばれるソフトウェアベースのプロテクションキーも用意されており、こちらはエンドユーザがプロダクトキーを画面入力した後、インターネット経由でBusiness Studio Serverを使って認証し、アンロックする仕組みとなっている。
アラジンジャパンでは、HASP SRMを使うことでライセンス管理やユーザ動向の確認がしやすくなり、トライアルバージョンを大量に配布しても確実なプロテクトをかけることもできるため、著作権管理の効率化や製品のマーケティングに大きく役に立つとしている。
アラジンジャパン:HASP SRM