米Amazon Web Servicesは、AWS Lambdaにおいてサポートしているランタイムのうち、「Python 2.7」を2021年7月15日に非推奨にするとともに、サポートを終了する。
AWS Lambdaは、2020年6月1日までのPython 2系列の継続的なサポートを発表していたが、2021年に入って多くのコミュニティプロジェクトがPython 2のサポートを停止しており、AWSでもAWS CLIとSDKにおいて「Python 2.7」のサポートを終了することから、それらに合わせて「Python 2.7」のサポート終了が決定された。
AWS Lambdaにおける「Python 2.7」のサポート終了は、2段階で行われ、7月15日に非推奨になるとLambda関数で使用される「Python 2.7」ランタイムへのセキュリティパッチや、その他の更新適用を終了する。さらに、「Python 2.7」を使用する関数はテクニカルサポートの対象外となり、「Python 2.7」ランタイムを使用した新たなLambda関数を作成できなくなる。
2021年9月30日までは、非推奨ランタイムを使用する既存の関数の更新が可能だが、同日以降は関数の作成と更新ができない。ただし、引き続きイベント処理には使える。
なお、今回の「Python 2.7」サポート終了は、「Python 2.7」マネージドランタイムを使用する、すべての関数に適用される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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