米Microsoftは、ターミナルアプリケーション「Windows Terminal Preview 1.8」を、4月14日(現地時間)に、Microsoft StoreとGitHubにてリリースした。
「Windows Terminal Preview 1.8」には、安定ビルドにも付属している設定UIが搭載され、「Ctrl」+「,」でアクセスできる。なお、エクスペリエンスは引き続き改善が行われている。
さらに、「Shift」キーを押しながらドロップダウンメニューのプロファイルをクリックすると、そのプロファイルを新しいウィンドウで開けるようになったほか、フォーカスが当たっていない時の外観設定を指定可能なunfocusedAppearanceオプションや、ターミナルウィンドウに名前を付ける機能が追加された。
設定UIでは、ドロップダウンメニューによるフォントフェイスの選択、ベースレイヤーページの削除が行われるとともに、コマンドライン使用の際に、起動時に特定のプロファイルでアプリケーションタイトルの変更を抑制するかどうかを指定できるコマンドライン引数suppressApplicationTitleが追加されている。
ほかにも、nextTabおよびprevTabアクションへのtabSwitcherModeの追加、コマンドパレットのアクセス改善、括弧で囲まれた貼り付けモードにおける複数行の貼り付け警告の無効化、split-paneサブコマンドにおけるアクティブなウィンドウのプロフィール複製のための-D/--duplicateの追加、new-tabおよびsplit-paneにおける--colorSchemeへの対応、マルチクリック選択やVTマウスモード、scrollToBottom、ターミナルにおけるシェーダファイルとフォント認識における不具合修正が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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