米Microsoftは、Windowsネイティブのパッケージマネージャである「Windows Package Manager v0.3」のプレビュー版を、4月22日（現地時間）にリリースした。
「Windows Package Manager v0.3」では、インストールスクリプトのインポートを可能にするwinget importが追加されている。形式はJSONで、インストールスクリプトの作成や変更を支援するスキーマを用意している。
また、ADMXの取り込みを通じたグループポリシーの構成に対応しており、.admxファイルと.admlファイルをダウンロードできる。なお、Windows Package Managerはアプリインストーラを介して配布され、将来リリースされるWindows Package Managerのバージョン1.0は、Windows 10ビルド1809以降のデバイスからの自動更新となる。
そのほか、試験的な機能として、winget featuresによる機能の確認、winget settingsによるJSONエディタの起動、winget listを使用した「プログラムの追加と削除」に登録されているインストール済みアプリケーションのリスト表示、winget upgrade Microsoft.PowerShellでのPowerShellのアップグレード、winget uninstallを使ったアプリケーションのアンインストール、winget exportによるインストールされたパッケージコレクションの他のマシンへのエクスポートといった機能が追加された。
今後、開発チームは.zipと.exeのサポートや、PowerShellのネイティブサポート、依存関係などへの取り組みを予定している。
この記事は参考になりましたか？
- この記事の著者
-
CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
