米Microsoftは、クラウドストレージであるAzure Storageにおいて、属性ベースのアクセス制御(ABAC:Attribute-based Access Control)のプレビュー提供を、5月7日(現地時間)に開始した。
Azure StorageにおけるABACは、ロールベースのアクセス制御(RBAC)に基づいて構築されており、今回のプレビュー提供では、BlobおよびADLS Gen2でのロール割り当て条件がサポートされ、Azureにおけるロールの割り当てでABAC条件を記述できるようになっている。
ABAC条件は、1つ以上のターゲットアクションと、属性を使用した対応する論理式で構成されており、ユーザーがABAC条件で対象のアクションを実行するには、論理式がtrueと評価され、アクセスが許可される必要がある。アクセス制御の決定に、属性を追加で使用することによって、比較的少ないロールの割り当てで、RBACよりもさらにきめ細かなアクセス制御を可能にする。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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