土地の整備
Second Lifeの土地は必ずしも平坦ではありません。しかし、建物を一番建てやすいのは平坦な土地です。図5のように、Second Lifeの世界には平坦で建物を建てやすい土地もあります。
ユーザーが購入するほとんどの土地には、傾斜地が含まれています。小さい土地の一画を整地するのは比較的簡単です。しかし現時点では、土地を隆起させたり沈下させたりすることしかできません。そのため、広い土地を平坦にするのは非常に大変です。例えば今回の記事では、図6のような傾斜地に城を築きます。
図6を見ると分かるように、土地のテクスチャはその土地の高度によって異なります。海に近くなればなるほど、砂に近い模様のテクスチャになります。これは土地にあらかじめ設定されたものであり、通常は変更できません。土地のテクスチャを変更できるのは、Second Lifeの島を所有している場合のみです。島の所有権に関する詳細は、こちらを参照してください。
また、この形式のテクスチャは、土地にのみ適用されることに注意してください。土地以外のテクスチャは、高度によって変化することはありません。
今回は、事前にできる限り土地を整地しておいたので、すぐに城の基礎部分の制作にとりかかります。基本的に、基礎部分は、岩やコンクリートのようなテクスチャが適用された大きなボックスを並べて作成します。基礎を制作するには、まず、最大1000立方メートルの立方体を作成します(図7を参照)。この大きさの立方体を作成するには、プリムオプションを選択して、x、y、zのサイズを10に設定するのが一番簡単です。次に、[Texture]タブを選択し、花崗岩(Granite)テクスチャを選択します(このテクスチャはユーザーの[Inventory]内の標準オブジェクトライブラリに含まれています)。見つからない場合は、[Inventory]の上部にあるテキストボックスを使って検索してください。[Texture]タブを表示している状態で、[Repeats per Face]オプションの[horizontal]と[vertical]を両方とも「1」に変更します。
自分の城を築く場合は、自分の土地の大きさに合わせて城を制作することをお勧めします。今回の例で使用する土地の大きさは4,096平方メートルです。このサイズの場合、基礎には前のステップで作成した花崗岩ブロックが36個(6×6)必要になります。作成した花崗岩ブロック(または任意のプリム)をクリックして[Take Copy]を選択すると、すばやくコピーすることができます。ブロックをコピーすると、自分の[Inventory]に新しいブロックが追加されます。ブロックを[Inventory]から土地にドラッグすれば、より多くのコピーをすばやく作成できます。必要な数だけブロックをドラッグすることで、制作する城の大きさに合わせて基礎を築くことができます。
ドラッグ操作で36個のブロックをすべて正確な位置に配置することもできますが、プリムのオプションウィンドウでx、y、z座標を設定すると、より簡単かつ正確にブロックを配置できます。例えば、最初に土地に配置したブロックのz座標値を36メートルと設定した場合、基礎ブロックはどれも同じ高さなので、すべての基礎ブロックのz座標の値に36を入力すれば設定できます。同様に、各ブロックのxおよびy座標を直前のブロックとの差が10メートルになるように設定します。これは各ブロックの大きさが10立方メートルだからです。
z座標の値をすべてのブロックで等しくなるように設定すると、各ブロックが同じ高さ(z座標)になるため、平坦な基礎が作成されます。z座標の基点はゼロです(ゼロ地点は地下の深いところにあります)。従って、高さ(z座標)がすべて同じブロックであれば、どれも同じ高さに表示されます。基礎の一部は多少地下に埋まりますが、それは現実世界の家の基礎と変わりありません。図8に、完成した基礎を示します。
次のステップは、基礎の上面に芝生を貼り付ける作業です。城の外を散歩したくなることもあるかもしれないので、基礎に芝生を貼り付けて見た目を整えておきます。芝生を貼り付けるには、芝生テクスチャを立方体の上面にドラッグして、各立方体の上面のテクスチャのみを変更します(プリムの各面にはそれぞれ異なるテクスチャを設定できます)。
まず、自分の[Inventory]から芝生テクスチャを選択します(私は標準ライブラリの「Islands-Grass」が好きです)。このテクスチャを、基礎となるすべての立方体の上面にドラッグします。これによって、城の建築場所となる整備された芝生面が完成します(図9を参照)。





