米Googleは、Chrome公式のSEOチェックツールであり、Chromeの拡張機能として動作する「Lighthouse v8.0.0」を、6月2日(現地時間)にリリースしている。
Lighthouseは、指定したWebサイトやWebアプリを「パフォーマンス」や「アクセシビリティ」など複数の観点で測定し、「Passed Audits(合格)」か「Faild Audits(不合格)」かを評価できる。
今回、リリースされた「Lighthouse v8.0.0」では、「パフォーマンス」の重み付けが変更されたほか、TBTおよびFCPスコア曲線の更新、CLSの新しいウィンドウ定義への更新が行われている。
評価レポートには、新たな指標フィルタが含まれており、指標を選択するとその改善に必要な項目が表示される。また、すべての主要なLighthouseクライアント間でLighthouseツリーマップが利用可能となった。
ほかにも、コンテンツのセキュリティポリシーを評価し、より安全性を高めるための新たな監査指標として、csp-xssが追加されている。なお、csp-xssはホスティング環境とページのコンテンツによっては合格が困難なため、現時点では採点に反映されない。
ほかにも、非推奨となっていた指標の削除など、さまざまな機能追加、改善が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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