米Amazon Web Servicesは、SMBプロトコルを介してアクセス可能なフルマネージドファイルストレージ「Amazon FSx for Windows File Server」において、Windowsイベントログを使用したファイル、フォルダ、ファイル共有へのエンドユーザーアクセス監査機能の提供を、6月8日(現地時間)に開始した。
同機能を使用することで、他のAWSサービスのセットにログを送信し、ログのクエリ、処理、保存ができるようになり、エンタープライズストレージ管理者とコンプライアンス監査を行う人にとってはセキュリティとコンプライアンス要件を満たせるとともに、ログの増大にあわせたストレージ管理が不要になる。
Windowsイベントログ形式で監査イベントを公開する宛先が選べるほか、新たな監査イベントによるLambda関数のトリガにも対応している。
ファイルアクセス監査は、Amazon FSx for Windows File Serverにおいて無料にて利用可能で、Amazon CloudWatch Logs、Amazon Kinesis Data Firehose、Amazon Redshift、S3、AWS LambdaなどのダウンストリームAWSサービス、SplunkやDatadogなどのAWSパートナーソリューションの使用には、標準価格が適用される。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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