Linux Foundationは、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)と共同で提供する認定試験「認定Kubernetesセキュリティスペシャリスト(CKS-JP)」が日本語で受験できるようになったことを7月16日に発表した。
認定Kubernetesセキュリティスペシャリストは、クラウドネイティブ技術者のセキュリティスキルを証明できる試験で、以下の領域の知識と能力をテストする。
- クラスター設定
- クラスター強化
- システム強化
- マイクロサービスの脆弱性最小化
- サプライチェーン セキュリティ
- モニタリング、ロギング、ランタイム セキュリティ
試験はオンラインでの実技試験で、コンテナベースのアプリケーションとKubernetesプラットフォームのビルド、デプロイ、ランタイム時のセキュリティを確保する幅広いベストプラクティスの実行能力を証明する。Kubernetesを実行するコマンドラインから複数のタスクを解く必要がある。
本試験を含むKubernetes認定試験の登録者は、実際の試験を受ける前に試験環境を体験できる試験シミュレーター(Killer.sh)を利用でき、試験には無料再受験保証が含まれ、不合格の場合に1度まで無料で再受験することができる。
受験者は、Kubernetesの専門知識を十分に備えている必要があり、事前に認定Kubernetes管理者(CKA-JP)を取得していることが条件となる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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