SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZineニュース

AWS、「Amazon Route 53 Application Recovery Controller」を一般提供

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 米Amazon Web Servicesは、障害から回復するアプリケーションの機能を継続的に監視し、複数のAWSアベイラビリティーゾーン、AWSリージョン、オンプレミス環境でアプリケーションの回復を制御するAmazon Route 53の機能セット「Amazon Route 53 Application Recovery Controller」の一般提供を、7月27日(現地時間)に開始した。

 「Amazon Route 53 Application Recovery Controller」は、準備チェックとルーティング制御で構成されており、準備チェックではAWSリソースの構成、容量、ネットワークルーティングポリシーを継続的に監視し、リカバリ操作を実行する機能に影響を与える変更を監視可能で、リカバリ環境が必要に応じて引き継げるようにスケーリングおよび構成されていることを確認できる。

 ルーティング制御は、障害時にアプリケーションレプリカ間でトラフィックのバランスを取り直し、アプリケーションを引き続き使用できるようにするのに役立ち、Amazon Route 53のヘルスチェックと連携して、DNS解決を使用してトラフィックをアプリケーションレプリカにリダイレクトする。

 なおルーティング制御は、アプリケーションメトリックまたは部分的な障害に基づいて、アプリケーションスタック全体をフェイルオーバーする方法を提供するとともに、安全で簡単な手動オーバーライドを可能にし、メンテナンス目的でトラフィックをシフトしたり、モニターが問題を検出できなかった場合に障害から回復したりできるようにする。また、安全ルールと呼ばれる機能で、準備されていないレプリカへのフェイルオーバーやフラッピングの問題といった、完全に自動化されたヘルスチェックに関連する一般的な副作用を防ぐことによって、従来の自動化されたAmazon Route 53ヘルスチェックベースのフェイルオーバー改善を実現している。

 「Amazon Route 53 Application Recovery Controller」は、オンデマンドで課金され、準備チェックごと、クラスタごとに、1時間単位で課金される。準備チェックには1時間あたり0.045ドル、クラスタには1時間あたり2.5ドルが発生する。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/14610 2021/07/29 08:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング