オープンソースのプログラミング言語であるGo言語の開発チームは、最新版となる「Go 1.17」を8月16日(現地時間)にリリースした。
「Go 1.17」では、コンパイラに関数の引数と結果を渡す方法が改善され、プログラムのパフォーマンスを約5%向上するとともに、amd64プラットフォームのバイナリサイズを約2%削減している。
また、Windowsにおける64ビットARMアーキテクチャのサポートが追加され、より多くのデバイスでGoをネイティブ実行できるようになった。
さらに、go.modファイルのモジュールグラフにおいてバージョンを指定することで、指定したバージョンの直接の依存関係のみが含まれるようになり、無関係な依存関係のためのファイルのダウンロードや読み取りが不要になっている。
ほかにも、言語仕様に関する細かな変更や、crypto/x509の検証の改善、URLクエリ解析における変更など、さまざまな機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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