米GoogleのAndroid開発チームは、Android 12の最終ベータ版となる「Android 12 Beta 5」を9月8日(現地時間)にリリースした。
「Android 12 Beta 5」には、Pixelをはじめとするいくつかのデバイス用のAndroid 12およびAndroidエミュレータのリリース候補ビルドが含まれており、Beta 4において安定版に到達したSDKやNDK API、アプリに対するシステムの動作、非SDKインターフェースの制限などと合わせて、アプリ互換性テストに必要な環境がすべて整ったことになる。
アプリ互換性テストを行うには、「Android 12 Beta 5」を実行しているデバイスにアプリをインストールし、アプリフローを調査して、機能またはUIの問題を探す必要があり、テストが必要となるおもな変更点としては、プライバシーダッシュボード、マイクとカメラのインジケータ、マイクとカメラの切り替え、クリップボード読み取り通知、ストレッチオーバースクロール、アプリのスプラッシュ画面、Keygenの変更が挙げられる。
なお、Android 12は数週間以内の正式リリースを予定している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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