米Googleの、オープンソースのUI SDKであるFlutterの開発チームは、最新版となる「Flutter 2.5」を9月9日(現地時間)にリリースした。
「Flutter 2.5」では、オフライントレーニング実行からMetalシェーダープリコンパイルへの接続パフォーマンスが改善され、フレームラスタライズ時間が3分の2短縮され、99パーセンタイルフレームが半分に短縮されている。
また、DartとObjective-C/Swift(iOS)またはDartとJava/Kotlin(Android)間でメッセージを送信する際の待ち時間が、最大50%短縮された。
さらに、カスケードをより明確にするための新たなフォーマットや、ファイルを無視するための新しいpubサポート、トリプルシフト演算子の復活を含む新しい言語機能を搭載した「Dart 2.14」が付属している。
ほかにも、Androidのフルスクリーンモードにおける問題の修正や、フローティングアクションボタンのサイズとテーマの更新、ユーザーがスクロールしていない場合でもスクロール可能な領域の通知を提供するスクロールメトリック通知の追加、ScaffoldMessengerマテリアルバナーサポートの追加など、数多くの機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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