「PyTorch 1.10」は、PyTorchのトレーニングとパフォーマンス、および開発者の使いやすさの向上に重点を置いている。
おもな変更点としては、CUDA Graphs APIがCUDAワークロードのCPUオーバーヘッドを削減するために統合されたほか、FX、torch.special、nn.Module Parametrizationといった、いくつかのフロントエンドAPIがベータ版から安定版へ移行した。
さらに、JITコンパイラにおける自動融合サポートが、GPUだけでなくCPUにも拡張されるとともに、Android NNAPIのサポートがベータ版として利用可能になっている。
あわせて、PyTorchライブラリのメジャーアップデートもリリースされた。