米Microsoftは、macOSに対応した統合開発環境「Visual Studio 2022 for Mac」のPreview 3を、11月8日(現地時間)にリリースした。
Visual Studio 2022 for Mac Preview 3は、一般提供が開始された.NET 6をサポートしており、開発チームはApple M1プロセッサのネイティブサポートに向けた取り組みも進めている。
Visual Studio 2022 for Macでは、Visual StudioのUIを、すべてmacOSのネイティブUIで構築し、Preview 3ではIDEにおけるパフォーマンスと安定性を向上するとともに、C# 10のサポートを含む.NET 6のサポートを実現した。
さらに、より簡単なサブワードの選択を可能にする「サブワードナビゲーション」や、新たなコード修正およびリファクタリング機能を搭載している。
現時点での、Visual Studio 2022 for MacのmacOSネイティブUIへの移行は75%に達しており、今後のプレビューリリースではApple M1プロセッサのサポート提供も予定する。
なお、「Visual Studio 2022 for Mac v17.0」の一般提供は2022年前半を予定しており、最終的なリリース日はユーザーからのフィードバックに基づいて決定される。また、一般提供が近づいてきた段階で、リリース候補(RC)ビルドの提供を行う。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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