米GitHubは、ソフトウェアワークフローを自動化するGitHub Actionsをより簡単かつ安全に使用できるようにするための取り組みの一環として、OpenID Connect(OIDC)サポートの一般提供を11月23日(現地時間)に開始した。
GitHub ActionsにおけるOIDCのサポートによって、有効期間の長いクラウドクレデンシャルをGitHubシークレットとして追加する必要がなくなり、クラウドプロバイダでOICDを構成してからワークフローを更新し、OICD経由でクラウドプロバイダに短期間のアクセストークンを要求できるようになる
また、クラウドプロバイダの認証(authN)ツールと認可(authZ)ツールを使用して、どのワークフローがクラウドリソースにアクセス可能かを、よりきめ細かく制御できる。さらに、クラウドプロバイダは単一のワークフロージョブに対してのみ有効な短期間のアクセストークンを発行し、期間終了後は自動的に期限切れとなるなど、GitHubで管理する必要のある構成とクラウドポータルで管理する必要のあるアクセス許可が非常に明確に分離され、クラウドのデプロイがより簡単に設定でき、かつ安全になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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