米Amazon Web Servicesは、サーバレスでのAmazon Redshiftの利用を可能にする、「Amazon Redshift Serverless」のパブリックプレビューを、11月30日(現地時間)に開始した。
Amazon Redshift Serverlessは、データを読み込んでクエリを開始するだけで、クラウドにて任意のスケールで分析を実行できるサービス。クラスタの設定や管理は必要なく、データウェアハウスの使用時のみ、秒単位で料金が発生する。
利用開始時に、適切なコンピューティングリソースが自動でプロビジョニングされるようになっており、オプションで基本となるデータウェアハウスのサイズを指定することで、コストとアプリケーション固有のSLAの制御が可能になる。
変動するワークロード、アイドル時間のある定期的なワークロード、スパイクのある定常状態のワークロードといった、コンピューティングにおけるニーズの予測が難しい用途に適するほか、迅速な開始が求められるアドホック分析のニーズや、テストおよび開発環境での利用にも適している。
現時点では、米国東部(バージニア北部)、米国西部(北カリフォルニア、オレゴン)、ヨーロッパ(フランクフルト、アイルランド)、アジアパシフィック(東京)のAWSリージョンで利用できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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