バルテスは、「日経xTECH Active」の会員を対象に実施した、「WAFに関するアンケート調査」の結果を12月9日に発表した。同調査は、「日経xTECH Active」会員のうち、従業員数500名以下の企業に属する役職者に対して3月31日~4月8日の期間に行われ、92名から有効回答を得ている。
調査対象者に、WAF(Web Application Firewall)の導入状況を尋ねたところ、「導入している」という回答は18%、「導入を検討中」が25%、「導入予定なし」が57%だった。「導入検討中」と「導入予定なし」を合わせた割合は82%に達し、従業員数500名以下の企業の8割が、現時点でWAFを導入していないことが明らかになっている。
社内にWAFを「導入している」「導入検討中」と答えた人に対して、WAFの選定にあたって重視していることを尋ねた質問(複数回答)では、「攻撃への安全性」「製品の使い勝手」「価格面」を重視するという回答が多く寄せられた。
WAFの「導入予定なし」と回答した人に、今後WAFを導入するとしたら、どのようなことがきっかけになり得るかを尋ねたところ(複数回答)、「導入検討が可能なサービス料金」がもっとも多く、以下「社内のセキュリティ対策の強化」「他社によるセキュリティ事故の増加」「社内のセキュリティ予算の増加」が続いている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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