V8 JavaScriptエンジンを使用し、Rustで書かれたJavaScript/TypeScriptランタイムDenoの開発チームは、最新バージョンとなる「Deno 1.17」を12月16日(現地時間)にリリースした。
「Deno 1.17」では、インポートアサーションとJSONモジュールが完全にサポートされたほか、Web Cryptography APIへの新機能の追加が行われている。
また、リモートの依存関係を制御できない場合でも診断が発行され、プログラムが実行されなくなる問題に対処するための--no-check=remoteフラグの追加や、ALPNにおけるネゴシエーションのサポート(現時点ではunstable)、タイマーの動作を変更してイベントループ終了のブロック可否を設定可能なDeno.unrefTimerおよびDeno.refTimerの追加(unstable)など、さまざまな機能追加・改善が実施された。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です