Jekyllの代替として開発された、シンプルな静的サイトジェネレータであるEleventyの開発チームは、「Eleventy 1.0.0」を1月9日(現地時間)にリリースした。
「Eleventy 1.0.0」では、必要なNodeが従来のバージョン10以降からバージョン12以降に変更されたほか、データディープマージがデフォルトで有効になるとともに、データカスケードの順序がわずかに変更され、レイアウトファイルのフロントマターの優先順位が、テンプレートファイルとデータディレクトリファイルの下になっている。
さらに、liquidjsのバージョン9へのアップグレード、ejsのバージョン3へのアップグレード、およびそれにともなうさまざまな変更が行われた。
ほかにも、アプリケーションとプラグインに独自のテンプレートタイプが追加され、ファイル拡張子と関連付けられるようになり、他のテンプレート言語をレンダリングするためのショートコードを追加するプラグイン、サーバサイドレンダリングにおいてサーバレス環境で実行できるようにするプラグインが追加されるなど、数多くの機能追加・改善が実施されている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です