「PIX 2201.24」では、CPU作業(またはその他の繰り返し作業)のフレームであるPIXイベントに付けられている「フレーム123」「フレーム124」「フレーム125」といった連番パターンに従ってイベントを検索し、それらをグループ化または統合する機能が新たに搭載されている。なお、パターンに適合する個々のイベントは、グラフ化と分析のためにメトリックビューで同じイベントとして扱われる。
さらに、タイミングキャプチャには、キャプチャ中に収集されたコンテキストスイッチデータを分析し、選択したPIXイベントにおけるクリティカルパスを計算する機能が追加された。
ほかにも、NVIDIAプラグインにAmpereアーキテクチャを採用したGPUのサポートが追加されたほか、HLSL 2021のエディットコンティニュのサポート、NON_RESIDENTフラグで作成されたヒープにおけるキャプチャ/再生の修正、#lineディレクティブが存在する場合のシェーダーブレークポイントの修正など、さまざまな機能追加・改善が行われている。