ソフトウェアテストや品質の活動や研究にフォーカスしたシンポジウム「JaSST'22 Tokyo」が、3月10日、11日の2日間にわたりオンラインで開催される。
ソフトウェアテストシンポジウム(JaSST)東京は、初回開催から数え、今回で19回目の開催。2003年の開始当初200名程度の参加者で始まったJaSSTは、北海道、東北、新潟、東京、東海、北陸、関西、四国、九州と全国9地域に加え、レビュー技術にフォーカスしたJaSST Review、地域にとらわれず運営と参加者の相互関係で学び合うJaSST OnlineやJaSST nanoが開催され、東京開催だけでも2日間で延べ1700名が参加するイベントへと成長している。
基調講演では『アジャイルサムライ』『初めての自動テスト』『ユニコーン企業のひみつ』の著者Jonathan Rasmusson氏が、「Competing with Unicorns」と題して、Spotifyをはじめとする海外のスタートアップがどのようにソフトウェアを開発しているのか、その舞台裏について講演する。
招待講演は、SoftEther VPNやシン・テレワークシステムの開発者である登大遊氏に「世界に普及可能な日本発の高品質サイバー技術の生産手段の確立」というタイトルで、コンピュータやネットワークに関係する面白い遊び方や技術習得法について語る予定。
他にも、論文や現場事例の発表、テストについてより実践的に学ぶことができるチュートリアル、ワークショップ、パネルディスカッション、特定のトピックに対して参加者同士が議論を行うセッション等を予定している。
さらに、現場で役に立つテストツールやソリューションなどの紹介セッション、オンラインブースなどを通して、ベンダーやコミュニティから最新情報を得られる場も用意している。
参加には税込8,300円の2日券が必要。なお、学生向けに30名の無料招待枠を用意する。2日券の購入、学生の無料招待枠への申し込みは3月8日18時まで。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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