米Googleは、開発者のエクスペリエンスを向上し、同社のテクノロジーとのやり取りを容易にすべく再構築されたGoogle Cloud SDKの一般提供を、3月4日(現地時間)に開始した。
今回の再構築にともない、従来のコマンドラインSDKは同社の製品やサービスを操作するためのコマンドラインインターフェイスであることを明確にするために、名称が「Google Cloud CLI」に変更されている。コマンドプロンプトに関連する変更は行われていないため、既存のスクリプトはすべて引き続き動作するほか、インストールパッケージ名は変更されたものの、以前のパッケージ名も使用できる。
さらに、Cloudクライアントライブラリが、Google Cloudサービスの大部分で利用可能となっており、これらはサポートされている各言語(Java、Go、Node.js、Python、C#、Ruby、PHP)のGoogle Cloud SDKの一部となっている。
Cloudクライアントライブラリを利用することで、コーディングを迅速に開始でき、ページ付け、長時間実行操作、およびその他のヘルパーメソッドとのより高速な統合、複数の製品間でのより簡単な統合、より一元化された最新のドキュメント、コードスニペットといった利点が得られる。
そのほか、プログラミング言語でSDKを構造化することによって、それぞれのSDKに言語に依存しない基本的なツールとともに、利用できるすべての言語固有なフレームワークとツールも含まれるようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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