「InputManPlus for Windows Forms 11.0J」「MultiRowPlus for Windows Forms 11.0J」ともに、.NET 6およびVisual Studio 2022に対応し、.NET Framework 4.8と.NET 6で利用可能なNuGetパッケージでの提供を実施しており、パフォーマンスが高いWindowsフォームアプリケーションを開発できるようになった。なお、開発環境/運用環境としてWindows 11もサポートしている。
「InputManPlus for Windows Forms 11.0J」では、新機能として独自の検証条件に基づいたメッセージの通知やテキストボックスの背景色変更といった処理の実装を可能にするカスタム検証コンポーネントを追加しており、日付時刻コントロール(GcDateTime)のドロップダウン日付時刻ピッカー(DropDownDateTimePicker)で、「和暦表示」を設定できるようにするとともに、「時」「分」「秒」の表示有無や、時間間隔の設定が可能になった。さらに、オートフィルタ中に抽出されているデータについて、ステータスバーや任意の場所に、項目の総数や選択中の件数の表示ができるようになっている。
「MultiRowPlus for Windows Forms 11.0J」では、セルの内容のフロート表示が可能となり、画面をスクロールした時の文字列の見切れが防げるようになったほか、カレンダー形式のグリッド上に表示しているアポイントメント型セルを、マウスのドラッグで移動できるようになるとともに、マウス操作で増減する際の単位設定も可能となり、より便利なガントチャートが作れる。また、セルに対して終了日を指定して期間を設定できるようになり、終了日の日付を直接指定するため、終了日と開始日の差分計算を行う必要がなくなった。