zipファイル形式でWebアプリケーションをオフラインで実行可能なWebサーバ・redbeanの開発者であるJustine Tunney氏は、最新バージョンとなる「redbean 2.0」を6月16日(現地時間)にリリースした。
「redbean 2.0」では、ヘッダを変更することなくredbeanを実行できるAPEローダを新たに採用し、オンメモリでの実行を可能にしている。なお、システムにAPEがインストールされていない場合は、シェルスクリプトヘッダがAPEを自動抽出する。
さらに、bestlineライブラリに基づいて構築されたREPL(Read Eval Print Loop)が導入されるとともに、[Tab]キーによるコード補完の追加、GNU Emacs準拠のキーボードショートカットへの対応、サーバ実行中でのパッチコードのモンキーパッチの実現、システムコールロギングのサポートなどが行われている。
ほかにもUNIXモジュールにおいて、システムインターフェース用のLuaラッパの追加や、UC Berkeleyで設計されたシステムコールインターフェースへの対応、サンドボックスソリューションの提供、MaxMindモジュールのサポート、Luaの拡張機能の導入、いくつかのネイティブ関数の導入、数多くのバグ修正を含む、数多くの機能追加改善が実施された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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