米Datadogは、Microsoft SQL ServerおよびMicrosoft Azure Databaseモニタリング製品に、同社が2021年8月に発表したデータベースモニタリング製品を拡張した新機能を追加したことを、9月8日に発表した。
今回の機能拡張によって、エンジニアやデータベース管理者はコストのかかる低速なクエリ、SQL ServerやAzure Databaseの不正確なインデックス、アプリケーションのボトルネックといったデータベース上のパフォーマンス問題を迅速に特定し、対処できるようになる。
データベースモデリング機能は、平均レイテンシ、総実行時間、クエリが実行された行数といったメトリクスの表示、問題のあるクエリを特定して過去のクエリパフォーマンスのデータに基づく長期的な傾向の追跡、ホットスポットの特定を目的とした、個々のクエリに対する複数の実行計画における違いの可視化、実行計画から関連するメトリクスへのシームレスなピボットによる、非効率性がパフォーマンスに与える影響の学習、クエリレベルとホストレベルのメトリクスを同時に表示・監視し、リソースの制約がデータベースのパフォーマンスに与える影響をより正確に学習する機能などを備える。
なお、同機能は現在、SQL ServerまたはAzure Databaseを使用しているMicrosoftユーザーへの、一般提供が開始されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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