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AWS、OutpostsにてAmazon EKSのローカルクラスタを利用可能に

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 米Amazon Web Servicesは、AWSのインフラストラクチャとサービスをオンプレミスまたはエッジロケーションで実行できる「AWS Outposts」において、「Amazon Elastic Kubernetes Service(Amazon EKS)」のローカルクラスタが利用可能になったことを、9月20日(現地時間)に発表している。

 従来、KubernetesアプリケーションをAWS Outpostsにデプロイするには、まずAWSクラウドにAmazon EKSクラスタを作成し、クラスタノードをOutpostsマシンにデプロイする必要があった。しかし、この方法ではサイトのネットワーク接続が切断されるタイミングによっては、接続が復元された際にアプリケーションのダウンタイムが発生する可能性がある。

 今回、Amazon EKSクラスタ全体をAWS Outpostsでホストできるようになったことで、Kubernetesコントロールプレーンとワーカーノードの両方が、Outpostsマシン上のオンプレミスでローカルに実行されるので、サービスリンク接続が一時的に切断されたとしても、クラスタは動作し続けるため、クラウドへのネットワーク切断中にアプリケーションの作成、更新、スケーリングといったクラスタ操作の実行が可能になる。

 ローカルクラスタはクラウド内のAmazon EKSと同一であり、最新のセキュリティパッチを自動的にデプロイして最新の安全なクラスタを簡単に維持できる。また、AWS OutpostsとAWSクラウドで実行されているクラスタの単一インターフェースとして、クラウドのAmazon EKSとAWSマネジメントコンソールで使用するのと同じツールが使える。

 Amazon EKSローカルクラスタは、従来のEKSクラスタと同じ価格で課金され、KubernetesコントロールプレーンとノードをOutpostsにデプロイするために必要なEC2インスタンスは、Outpostsの価格に含まれる。

 現時点では、米国東部(オハイオ、バージニア北部)、米国西部(北カリフォルニア、オレゴン)、アジアパシフィック(ソウル、東京)、欧州(フランクフルト、ロンドン)、中東(バーレーン)、南米(サンパウロ)のAWSリージョンでの利用が可能となっている。

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https://codezine.jp/article/detail/16565 2022/09/26 09:00

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