米Cloudflareは、ライブ配信プラットフォーム「Stream Live」の一般提供を、9月21日(現地時間)に開始した。
Stream Liveは、Cloudflare Streamの機能で、開発者がWebサイトやネイティブアプリで動画のライブ配信機能を構築できるようにするライブ配信プラットフォーム。
Stream Liveを使用することで、ライブ動画をCloudflareに直接ストリーミングして、Cloudflareを通じて動画を直接配信することが可能になる。ユーザーが内部エンコーディング、ストレージ、配信システムを管理する必要はない。
Cloudflareが保有する独自のグローバルネットワークとハードウェアによって、RTMPSを使用した1秒未満のレイテンシや、大規模なSRT再生を実現しており、近日中により少ない帯域幅で高解像度の動画を配信できるようにする、アップデートを配信する。
また、動画のエンコードにあたって、パフォーマンスの最適化、CDNの検索をはじめとする設定の微調整は、すべてStream Liveが管理してくれる。さらに、Webサイトやアプリ、あらゆるデバイスにおいてライブ動画を完全に制御可能となっている。
なお、Stream Liveでのエンコードと動画の取り込みは無料で、帯域幅のコストを気にすることなく高解像度の動画を配信できる。そのほか、サーバ側とクライアント側の分析用APIおよびダッシュボードを無料提供する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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