米Googleは、フルマネージドETL(Extract/Transform/Load)サービス「Dataflow」で作成したジョブの処理性能をベンチマークツール「PerfKit Benchmarker」で計測できるようになったと9月24日(現地時間)に明らかにした。
Dataflowを使いこなすには、処理のピーク時にどれほどのプロセッサが必要になるのかということや、作成したジョブの管理運用コストがどれくらいになるのかということ、作成したジョブが日々のデータを処理するのに十分な性能を持っているのかといったことを把握する必要がある。このような点を把握できていないと、続々と流れてくるデータを処理しきれず、目的のデータを取りこぼしたり、管理運用にコストがかかりすぎるといった事態が発生する。
そこで今回Googleは、各種パブリッククラウド業者が提供するサービスの性能を計測するツール「PerfKit Benchmarker」で、Dataflowジョブの性能を計測できるようにした。
PerfKit BenchmarkerはGoogleが開発したツールであり、現在はApache 2.0ライセンスで公開しているオープンソース・ソフトウェア。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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