米Microsoftは、ドキュメント指向データベースサービス「Azure Cosmos DB for MongoDB」の新機能提供を10月12日(現地時間)に始めた。
Azure Cosmos DBは、MicrosoftがMicrosoft Azureの一環として提供しているNoSQLデータベースサービス。自動的、かつ即時に反応するスケーラビリティを持ち、読み書きは数ミリ秒台と高速で、可用性は99.999%。MongoDBのほか、PostgreSQL、Apache Cassandraと互換性を持つ。
今回、Azure Cosmos DB for MongoDBに加わった新機能は2種類。1つ目は「Role-Based Access Control(RBAC)」。これは、ユーザーに割り当てたロール(役割)に応じてリソースへのアクセス制御をする機能だ。
もう一つ、ドキュメント1件当たりのデータサイズの制限を緩和した。従来はドキュメント1件のデータサイズは最大で2MBだった。文字だけを格納するなら問題になることは少ないが、画像を保存しようとするとすぐに上限に達してしまうという問題があった。今回、上限が16MBとなったため、画像などのファイルも保存しやすくなった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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