アルテアエンジニアリングは、アメリカ、中国、フランス、ドイツ、インド、イタリア、日本、韓国、スペイン、英国の10か国において、ITおよび情報システム、製品開発、経営管理に関連する職務に従事する技術者2007名を対象に実施した、デジタルツイン技術に関する調査の結果を11月22日に発表した。同調査は、5月4日~24日の期間に行われている。
調査対象者に、自身の所属する組織がデジタルツイン技術を活用しているかを尋ねたところ、日本人では約6割が「デジタルツイン技術を活用している」と回答した。全体平均は約7割程度で、世界的にみると日本におけるデジタルツイン技術の活用はやや遅れており、10か国中9位であることが明らかになった。
自身の所属する組織にとって、デジタルツイン技術はどの程度重要かを尋ねた質問では、日本人の95%が「重要」(「とても重要」と「やや重要」を含む)と答えている。
自身の所属する組織が、デジタルツイン技術を採用するのはいつになると思うかを尋ねたところ、日本では「6か月以内」という回答が6%に留まり、「今後2か月以内またはそれよりも早い時期に」は0%だった。
また、「わからない」(62%)という回答が、他の国と比較して倍以上に達している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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