米Appleを中心とする、オープンソースのHTMLレンダリングエンジン群であるWebKitの開発チームは、iOS/macOS/iPad OS向けのWebブラウザ「Safari 16.2」の配布が12月13日(現地時間)に始まったことを受けて、WebKit公式ブログの同日付投稿で、「Safari 16.2」で新たに加わったWebKitの機能について解説している。
新バージョンでは、CSSの「font-variant-alternates」属性が取り得るプロパティとして「annotation()」「character-variant()」「ornaments()」「styleset()」「stylistic()」「swash()」の6種類を追加した。これで開発者はWebフォントのどの機能を引き出すかを選べるようになるとしている。
そして、CSSのフレックスボックスやグリッドを使うとき、ほかの要素に対してどのように配置するかを指定するプロパティとして、「last baseline」に対応した。このプロパティを指定すると、フレックスボックスやグリッドの中にあるテキストの最終行に合わせてページをレイアウトできる。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です