リスキルが提供するプログラミング研修事業「リスキルテクノロジー」は、AIが講師を務めるプログラミング研修を開始したことを1月10日に発表した。AI技術を活用することで講師費用の削減を実現し、従来の半額以下でトレーニングサービスを実現した。
IT教育・リスキリング教育が必要になる中、eラーニングによるプログラミング研修は、安価に実施できる傾向にあるが、Q&Aなどの対応が難しく、初心者にとってIT学習が困難であることが課題点として挙げられていた。また、エンジニア講師によるプログラミング研修では、サポート含め品質の高いトレーニングが実施できる傾向にあるが、エンジニアの需要増により「講師ができる教育力を持ったIT人材が不足している」「エンジニアの需要増によるトレーニングの高コスト化」の課題があった。
上記の課題を踏まえ、同社では発達するAI技術を活用することで、従来のeラーニングとエンジニア講師による研修の良い点を組み合わせた研修を実現させた。
同サービスの特徴は以下の通り。
- AIがサポートし、教材で学習できる。
- AIがサポートを行うことで人件費の大幅減を実現。
- プログラミングの添削やバグの修正をすべてAIが対応し、学習者のフォローを行う。
- 「JavaとJavaScriptの違いは?」などの、より一般的な質問に対しても回答する。
- 解決しない問いはエンジニアが直接対応する体制を整えることで、AIの限界に対してもフォローを行う。
同サービスは、月額9万8000円で何時間でもプログラミング学習を実施できる環境が整っている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です