米Microsoftは、コードエディタ「Visual Studio Code」向けのC++関連機能の2023年1月版を1月31日(現地時間)に公開した。
2023年1月版では、変数や関数などの宣言と定義を自動的に書き加える機能が備わった。宣言と定義のどちらかしかコードに記述していないときにこの機能を使うことで、不足している分を自動的に生成してくれる。関数の定義を生成するときは、引数も正確に記述してくれる。
コードを記述しているときに、宣言と定義のどちらかが欠けている部分をVisual Studio Codeが検知すると、その部分に電球のアイコンが付く。このアイコンをクリックし、ドロップダウンリストの中から「宣言(定義)を生成する」をクリックすることで、不足しているものを補ってくれる。宣言や定義を記述するヘッダーやソース・コードのファイルが存在しないときは、適切なファイルを作成して宣言や定義を記述してくれる。そしてこの機能は、名前空間やクラス名、テンプレート名についても同じように働く。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です