日本デザインは、同社の運営するゼロイチWebデザインスクール「デザスク」が、兼業を除いて3年以上フリーランスとして働いている人を対象に実施した、フリーランスのキャリア価値観に関する意識調査の結果を3月2日に発表した。同調査は、2月10日~13日の期間に行われ、103名から有効回答を得ている。
調査対象者に、フリーランスになる前の職種として当てはまるものを尋ねたところ、「営業」が7.7%、「ITエンジニア・プログラマー」が9.7%となった。
フリーランスになった理由を尋ねた質問(複数回答)では、「自由に働いてみたかったから」(47.6%)がもっとも多く、以下「好きな仕事ができるから」(37.9%)、「自分の裁量で仕事をしたかったから」(34.0%)が続いている。
そのほか、フリーランスになった理由を自由に答えてもらったところ、「したい仕事がフリーランスに合っていた」「自宅で出来て自由に自分の発想が活かせるから」といった回答が寄せられた。
フリーランスになる上で重要だと思うスキルとしては(複数回答)、「スキルアップを積極的に進める自己管理力」(42.7%)が最多となり、以下「引き受ける仕事を見極める力」(41.7%)、「クライアントや関係者と仕事を推し進める推進力」(39.8%)が続いている。
そのほか、フリーランスになる上で重要だと思うスキルについて自由に答えてもらったところ、「コミュニケーション能力」や「スケジュールの管理」といった回答が寄せられた。
フリーランスとして働いている自身の幸福度を尋ねたところ、「とても幸せ」が23.3%、「やや幸せ」が35.9%となっている。
フリーランスとして働いている自身の幸福度について、「とても幸せ」または「やや幸せ」と答えた人に、フリーランスとして働くことに幸せを感じている理由を尋ねた質問(複数回答)では、「時間や場所の自由度が高いから」(80.3%)がもっとも多く、「自分が理想とした(思い描いていた)働き方だから」(52.5%)、「得意な分野での仕事ができるから」(50.8%)がそれに続いた。
そのほか、フリーランスとして働くことに幸せを感じている理由について、自由に答えてもらったところ、「自分のペースで動けて感謝されることが多い」や「家族の都合を優先できる」といった意見が寄せられている。
今後、どのようなキャリアを考えているかを尋ねたところ、「同じ業種でフリーランスとして働く」(57.3%)が最多となり、「複数の業種にまたがってフリーランスとして働く」(13.6%)がそれに続いた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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