米Cloudflareは、サーバレスデータベースD1をメジャーアップデートしたことを、5月19日(現地時間)に発表した。
D1は、Cloudflare上にサーバレスSQLデータベースを作成して、WorkersプロジェクトとPagesプロジェクトからクエリを実行できる。
今回のアップデートによって、パフォーマンスを大幅に向上させるとともに、ダッシュボードから直接クエリの発行を可能にする、新たなコンソールインターフェースの追加、データベース内で直接JSONを経由してクエリを行うJSON関数の正式サポート、特定のデータベースへの書き込みの大部分がデータベースの作成元とは異なるロケーションから行われる場合、ロケーションのヒントを与える機能などが追加されている。
さらに、過去30日以内の任意の時間にデータベースを復元できるタイムトラベル機能も追加された。
今後は、Workersの有料プランを契約しているユーザーに、1GBのデータベースへのアクセスが許可される予定で、D1ダッシュボードとGraphQL APIの両方からデータベース別の全体的なクエリ量、失敗したクエリ、消費されたストレージ、読み取り/書き込み単位の検査を可能にするなど、さらなる機能強化を予定している。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です