テクマトリックスは8月23日、国内販売代理店を務める米国Parasoftが開発したJava対応テスト自動化ツール「Jtest 2023.1（Jtest）」の販売を開始した。
Jtestは、静的解析と単体テスト支援によってJavaソースコードの品質可視化と単体テストの効率化をサポートするテスト自動化ツール。
静的解析では、3000以上のルールでソースコードを検証する「コーディングルール解析」と、パッケージ中の処理フローからバグの可能性が潜むフローを検出する「フロー解析」の2種類の解析方法でソースコードの問題点を指摘する。一方単体テスト支援では、Java単体テスト用オープンソースフレームワーク「JUnit」を用いてテストテンプレートやモックを自動作成し、単体テストにかかる工数を削減する。
本バージョンでは、静的解析と単体テスト支援の機能がそれぞれ強化された。静的解析では、Common Weakness Enumeration（CWE）ver.4.10などの、セキュアなJavaプログラムを作成するためのコーディングルールが追加。さらに、Android用のJavaソースコードにも対応する。単体テストアシスタント機能では、カバレッジを増加させるテストケースの自動生成機能が追加された。加えて、カバレッジ専用ツールのjtestcovや、コードの変更の影響を受けるテストケースを自動検出するテスト影響分析機能も加わった。環境面ではVisual Studio Code（VSCode）をサポートし、VSCode上で静的解析結果の確認やカバレッジ結果の表示が可能。
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CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
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