BizteXは9月8日、同社の提供するデータ連携プラットフォーム「BizteX Connect」に、閉域内のフォルダを監視し、クラウド上へデータを自動でアップロードする「オンプレミスファイルコネクタ」機能をリリースした。これより、クラウド上だけでなく企業内で管理されている閉域内のデータについても連携が可能になった。
「BizteX Connect」はSaaS、DB、RPAなどをノーコードで接続し、 連携フローの作成ができるプラットフォーム。さまざまなシステム連携をクラウド上で一元管理することが可能。
今回リリースされた「オンプレミスファイルコネクタ」機能は、閉域内のデータとパブリッククラウド上のデータをシームレスに連携する。本機能を利用することで、閉域内のフォルダを監視し、新しいファイルが格納されるたびにそれらのファイルをGoogle DriveやBoxなどのオンラインストレージへ自動でアップロードすることが可能になる。加えて、Slackなどのチャットツールに自動で通知を投稿することもでき、閉域内のフォルダにCSVファイルを格納してそのデータをクラウド上のCRM、SFAに登録することも可能。
活用事例として、基幹システムにある顧客データや取引データを、CSVファイルとしてローカルに出力すると、自動的に自社で利用しているCRMやSFA、MAなどのクラウドサービスにデータを連携させることができる。
また、ローカルに保存されたExcelなどのファイルデータ更新に応じて、各種クラウドサービス上のデータ更新も可能。
紙の資料をスキャンし、PDFとしてネットワークドライブに保存すると、PDFファイルを検知して自動的にオンラインストレージなどへ保存される。保存されたファイルをクラウド上のOCRサービスと自動連携することにより、帳票の仕分けやCSV化も可能。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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