overflowは、同社の運営するプロダクト開発組織の生産性を最大化するサービス「Offers MGR(オファーズマネージャー)」において、米Microsoftが提供するコミュニケーションツール「Microsoft Teams」とのデータ連携を可能にしたことを、10月12日に発表した。
今回の連携によって、日々のコミュニケーションや業務プロセス状況を可視化・分析できるようになり、組織内コミュニケーションが抱える、さまざまな課題の解決に役立つ。
具体的には、パス、数値、チーム内外のコミュニケーション状況といったコミュニケーションの相関図や、メンション・被メンションの累積値などを通じて、業務におけるコミュニケーションの全体像の把握を可能にする。また、プロジェクトやチーム間のコミュニケーションによる時間・工数の消化を感知できる。
さらに、頻繁なコミュニケーションを持つメンバーの発見を通じて、業務の効率化やタスクの再優先付け、採用の意思決定、業務の役割の分割といった施策に落とし込めるほか、コミュニケーションの頻度の変動を元にエンゲージメントの低下や、退職リスクを未然に防げる。
「Offers MGR」は、プロダクト開発組織の生産性向上を最大化するサービス。GitHub、Jira、Figmaといった開発業務で利用するサービスや、Slack、Notionといったコミュニケーションツールからデータを抽出して、個人やチームのアクティビティやパフォーマンスを可視化することによって、作業効率の見直しや個々のモチベーション管理に役立てることが可能となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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