米Oracleは、米Microsoftが提供しているコードエディタVisual Studio Code向けの、Java拡張機能の一般提供を10月18日(現地時間)に開始した。
今回、一般提供が開始された、OracleによるVisual Studio Code向けJava拡張機能では、Apache Netbeansプロジェクトで同社が開発した言語サーバをスリム化したものが使用されている。
コードの編集とコンパイルはOpenJDKのjavacコンパイラ、デバッグはOpenJDKのデバッガインターフェースに基づいており、JDKの早期アクセス中でもJDKの新機能が導入されると、その機能がVisual Studio Code向けJava拡張機能にも提供されるため、同拡張機能は現在のJDKリリースだけでなく次期JDKバージョンもサポートする。なお、今後同拡張機能向けの言語サーバは、Apache Netbeansプロジェクトとは別のオープンソースプロジェクトとして開発が行われる。
現在、利用可能な初期リリースでは、プロジェクトビュー、オートコンプリート、エラーのハイライト表示、定義へのジャンプ、一部の形式の自動リファクタリング、ホバーでのJavaDoc、デバッグサポート、JUnitの単体テストサポート、GradleおよびMavenのサポートなど、数多くの機能が利用できるようになっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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