Linux Foundationは、7月に発表された調査レポート「Open Source Maintainers」の日本語版「オープンソース メンテナーズ」を、10月23日に公開した。
「オープンソース メンテナーズ」は、影響力のあるオープンソースソフトウェア(OSS)プロジェクトの保守担当者32人を対象に行われたインタビューの調査レポート。ソフトウェアコミュニティの成長と自分たちの生活のバランスをとるためのベストプラクティスを紹介している。
調査結果によると、インタビューを受けた人の75%が「プロジェクトのメンテナーとコードのコントリビューターの両方を務めている」と回答した。また、53%が「プロジェクトに正式な新規コントリビューターの採用プロセスがある」と答えている。一方で「自分のプロジェクトに強力な新しいコントリビューターパイプラインがある」と答えたのは、35%に留まった。
加えてOSSの仕事に関しては、38%が「オープンソースの仕事に対して雇用主から高い支持を得ていると感じている」と回答した。また、「オープンソースソフトウェアの仕事は自分たちの組織で高く評価されていると感じる」と答えた割合は39%であった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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